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JSW環境報告書2003 環境への取組み | JSW日本製鋼所

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(1)
(2)

社長ご挨拶

社長ご挨拶

弊社は、かねてより社会との調和を図りながら事業活動を行うことの重要性を認識し、環境

活動を推進してまいりました。その間、1 9 9 6 年に全社環境企画委員会を設置、1 9 9 8 年に室

蘭製作所および広島製作所においてIS O 1 4 0 0 1 の認証を取得するなど、推進体制を整備して

まいりました。

さらに、2 0 0 1 年には環境中期計画を策定し、5 ヵ年計画で具体的な目標値を定め、作業方

法の見直し、代替材料への変更、廃棄物排出量削減、省エネ・省資源など、環境負荷の低減に

積極的に取り組み、目標達成に向けた活動を推進し、環境活動の定着、強化に努めております。

2 1 世紀は有限な地球資源の保護と、そこに生きる者の安全で快適な生活を守ることが基本と

なります。すなわち、資源の生産性を高める活動を通して循環型社会へ貢献すること、これが

企業の価値を決める重要な要素になっていくことと思います。弊社は、長年にわたる技術力を

生かし、

3 0 年に及ぶ実績を有するコンポストを主体とした有機資源リサイクルをはじめとして、

焼却・投棄などの処理・処分の環境問題の解決に取り組み、また、独自のシステム採用による

省エネ・リサイクル分野にも注力してまいりました。今後は、従来の環境保全分野に加え、自

然エネルギーおよび新エネルギーなど次世代につなぐ研究開発なども強化し、特色ある一流の

提供者であり続けることを目指しております。

環境への取り組みを「報告書」という形でご報告するのは今回が初めてとなります。弊社の

環境に対する姿勢と活動状況を地域社会・株主・取引先をはじめとする皆様方にご理解いただ

くとともに、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(3)

★テヘラン事務所

北京事務所

★ヒューストン事務所

★ニューヨーク事務所

札幌支店

室蘭製作所

府中本社

横浜製作所

名古屋支店

関西支店 中国支店

広島製作所 九州支店

★デュッセルドルフ事務所

本社 ★ ★ ★ ★★ ★ ★ ★ ★ ★

シンガポール事務所★

会社概要

会社概要

■創  業

1 9 0 7 年(明治4 0 年)1 1 月1 日

■設  立

1 9 5 0 年(昭和2 5 年)1 2 月1 1 日

■本  社

東京都千代田区有楽町1 丁目1 番2 号

■資 本 金

1 9 6 億9 ,4 2 3 万円

■従業員数

約2 ,1 0 0 名

■売 上 高

1 ,1 5 1 億3 ,7 0 0 万円

■ 役  員

代表取締役社長 永田 昌久

代表取締役副社長 塚田 尚史

常 務 取 締役 野仲 英宏

湊  宣之

岩舘 忠雄

森  貞宏

植木 昌範

水口 英樹

取  締  役 五十嵐 敦

野村 英雄

小澤 勝洋

吉野 勇一

岩下 壽夫

監  査  役 廣上 輝夫

飯沼 直躬

森 主計彦

橋場  登

■ 主要な事業内容

3% 地域開発事業

素形材関連

樹脂関連 その他機械

31% 35%

31%

本社・支店・営業所

本   社 〒100-8456

東京都千代田区有楽町1−1−2(日比谷三井ビル) 府中本社 〒183-8503

東京都府中市日鋼町1−1(Jタワー) 関西支店 〒550-0004

大阪市西区靱本町1−11−7(信濃橋三井ビル) 九州支店 〒810-0001

福岡市中央区天神2−14−8 (福岡天神センタービル) 名古屋支店 〒460-0008

名古屋市中区栄2−9−15(三井住友海上名古屋しらかわビル) 中国支店 〒736-8602

広島市安芸区船越南1−6−1 札幌支店 〒060-0001

札幌市中央区北一条西5−2−9(北一条三井ビル) 東北営業所(仙台市)/北関東営業所(川口市)/

南関東営業所(横浜市)/長野営業所(岡谷市) 出張所:佐野、浜松

海外事務所

ニューヨーク/ヒューストン/デュッセルドルフ/テヘラン/ シンガポール/北京

研究所

室蘭研究所(室蘭市)/機械研究所(広島市)/ 機械研究所 横浜研究室(横浜市)

工場

室蘭製作所 〒051-8505 室蘭市茶津町4 〈主な機械設備〉

1 2 0トン電気炉/1 0 0トンE S R 溶解炉/5トン真空誘導 溶解炉/3 ,0 0 0 ∼1 4 ,0 0 0トンプレス/3 0 ,0 0 0 馬力4 重可逆式厚板圧延機/低周波焼入装置/各種金属工作機 械/7 0 ∼7 3 0トン埠頭起重機

広島製作所 〒736-8602

広島市安芸区船越南1−6−1 〈主な機械設備〉

8 トン誘導炉/6 トン電気炉/精密鋳造設備/イオン窒 化炉ほか熱処理設備/C N C タレットパンチプレス/ベ ンディングロール/2 ,0 0 0トン油圧プレス/マシニング・ センターほか各種金属工作機械/6 0トン埠頭起重機 横浜製作所 〒236-0004

横浜市金沢区福浦2−2−1 〈主な機械設備〉

マシニング・センター/N C 旋盤/スクリュ加工専用機ほか 各種金属工作機械

■本社・支店・営業所・海外事務所および工場等

部門 主な事業

鋳 鍛 鋼 発 電 用 品、鉄 鋼 用 品、化 学 機 械 用 品、 橋梁用品、原子力関連機材、電子材料 用素材、金型材などの製造、販売 鋼 板 ・ 鉄 構 石 油 精 製・石 油 化 学・一 般 化 学 用 品、

発電用品、橋梁用品、その他各種圧力 容器、クラッド鋼板、クラッド鋼管など の製造、販売

樹 脂 機 械 プラスチック射 出 成 形 機 、中 空 成 形 機 、そ の 他 合 成 樹 脂 製 造・加 工 機 械 ( 造 粒 装 置 、フィル ム 製 造 装 置 ほか )

の製造、販売

そ の 他 機 械 流 体 機 械、油 圧 機 器、光・電 子 関 連 機 器(レ ー ザアニ ー ル 装 置 など) 、金 属 産業機械(プレス、マニプレータなど) 、 廃棄物処理装置(コンポストプラント、 焼 却 炉など) 、マグネシウム合 金 射 出 成形機、防衛関連機器などの製造、販 売、修理、天然ガス・石油・石油化学な どのプロセスプラント、環境関連プラ ントなど各 種プラントの 計 画 、設 計 、 製作、据付

(4)

環境方針

環境方針

当社は国際社会や地域社会との調和を図りながら、事業活動を行うことの

重要性を認識し、1 9 9 7 年より全社活動として環境管理活動を推進してき

ました。1 9 9 8 年には室蘭、広島両製作所においてIS O 1 4 0 0 1 の認証を

取得することで、環境活動も定着してきました。さらに、環境ビジネス面

においても従来からのコンポストに加え、リサイクルを目的としたマグネ

シウム成形機を世界で初めて販売し、近年では新エネルギー関連分野にも

目を向け、新たな環境製品にも取り組んでいます。

以下に日本製鋼所の環境基本方針をご紹介します。

日本製鋼所の環境基本方針

当 社 は 環 境 と の 調 和 が 社 会 の 一 員 た る 企 業 の 重

要 な 責 務 で あ る こ と を 認 識 し 、 環 境 保 全 に 留 意

し た 生 産 活 動 と 環 境 保 全 技 術 の 追 求 を 通 し て 、

社 会 の 持 続 的 発 展 へ の 寄 与 を 目 指 し て 事 業 活 動

を行う。

行動指針

1 :環 境 に 関 す る 取 り 組 み を 組 織 的 に 行 い 、 環

境保全活動の継続的な発展を図る。

2 :適 正 な 目 的 、 目 標 を 定 め て 環 境 負 荷 の 低 減

を図る。

3 :環 境 保 全 に 寄 与 す る 製 品 お よ び サ ー ビ ス の

社会への提供。

ア:製 品 に つ い て 環 境 お よ び 安 全 衛 生 を 含

めた社会的価値の向上に努める。

イ:環 境 に 係 る ニ ー ズ の 把 握 と 技 術 開 発 に

よ り 、 環 境 負 荷 を 軽 減 す る 製 品 お よ び

サービスを提供する。

各事業所共通方針

事 業 所 は そ の 事 業 内 容 お よ び 地 域 社 会 等 を

と り ま く 環 境 を 考 慮 し 、 国 際 規 格 に 準 じ た

手 法 に よ り 環 境 方 針 、 環 境 目 的 お よ び 目 標

を定めて活動する。

ア:法 規 お よ び 会 社 が 合 意 し て い る 外 部 と

の取り決めの遵守。

イ:汚 染 の 予 防 、 廃 棄 物 の 削 減 お よ び 適 正

な処理。

ウ:省 エ ネ ル ギ ー 、 省 資 源 ・ リ サ イ ク ル の

促進等を通じた「資源生産性」の向上。

エ:従 業 員 お よ び 事 業 所 の 構 内 企 業 へ の 事

(5)

環境保全への取り組み

環境保全への取り組み

活動目標と実績

当社は2 0 0 1 年2 月に環境中期計画を策定し、2 0 0 5 年度までの5 年間における

活動項目と目標を定めました。室蘭、広島、横浜の3 製作所では、特に廃棄物の

排出量は2 0 0 0 年度比3 0 %減、消費エネルギーは2 0 0 0 年度比5 %減を共通の

目標として取り組んでいます。

なお、これらの活動結果については、室蘭製作所は

(社 )

日本鉄鋼連盟、広島お

よび横浜製作所は

(社 )

日本産業機械工業会に毎年報告し、最終的に

(社 )

日本経

済団体連合会でまとめられています。

加えて、

各製作所では、

直接各地方自治体に

も同じデータを報告しています。

①環境活動推進体制の

整備

②廃 棄 物 排 出 量 削 減 、

適正処置による環境

負荷の低減

③省エネ、省資源によ

る環境負荷の低減

④環境ビジネスの育成

と拡大

⑤ステークホルダーと

のコミュニケーショ

ンの推進

・室蘭、広島製作所は1 9 9 8 年1 2 月 に IS O 1 4 0 0 1 の 認 証 を 取 得 し 、 継続更新中。

・2 0 0 0 年度基準に原単位ベースで 毎年6 %減を削減目標として活動中。 ・ 2 0 0 2 年 度 実 績 は 総 量 ベ ー ス で 2 4 % 減 、 原 単 位 ベ ー ス で は 各 製 作 所で1 5 %∼2 8 %減である。

・2 0 0 0 年度基準に原単位ベースで 毎年1 %減を削減目標として活動中。 ・ 2 0 0 2 年 度 実 績 は 総 量 ベ ー ス で 5 %減、原単位ベースでは各製作所 で1 2 %減∼1 %増である。

・2 0 0 2 年度の新エネルギー、環境 関連の売上高は8 6 億円。

・ホームページに環境報告書を掲載 するための準備作業を実施。

・本社の環境管理機能を強化。

・2 0 0 0 年度基準に原単位ベースで 1 8 %減で活動を展開。

・有害物質の排出削減

・2 0 0 0 年度基準に原単位ベースで 3 %減で活動を展開。

・2 0 0 3 年度の売上目標は4 4 億円 を見込む。

・2 0 0 2 年度実績ベースでの環境報 告書をホームページに掲載。

活動項目

2 0 0 2 年度までの活動状況

2 0 0 3 年度の目標

(6)

環境管理体制

当社の事業活動を行う製作所、管理責任の及ぶ全ての場所の環境負荷低減に取り

組むために、下図に示す体制で活動しています。

当社では2 0 0 1 年2 月に策定された環境中期計画をベースに活動を展開し、特に

各製作所では関連会社を含むグループ企業が一丸となって環境負荷の低減に取り

組んでいます。

また、

製品開発・改良においては、

環境に関わるニーズの把握から技術を開発し、

市場によりよい製品を提供するよう努めています。

社 長

各製作所環境管理統括者 (製作所所長)

部門、グループ 関連会社

環境管理委員会

専門部会 環境マネジメント委員会

・各製作所所長 ・製品事業部代表者 ・研究開発本部代表者 ・本社製品戦略室 ・本社経営管理部 ・本社経営企画室

全社環境管理統括者 (環境マネジメント委員会委員長)

各製作所環境管理責任者

(7)

エネルギーの削減

電力、燃料をエネルギー換算し、3 製作所ごとのエネルギー消費の推移を把握す

るとともに、実質的な評価は2 0 0 0 年度実績を基準として、原単位で比較する方

法を採用しています。ここでいう原単位とは、室蘭製作所においては粗鋼生産

1 トン当たりの消費エネルギーであり、広島、横浜両製作所においては、売上高

1 億円当たりの消費エネルギーを示しています。

室蘭製作所

消費エネルギーは減少傾向を示していま すが、原単位では2 0 0 0 年度とほぼ同水

準(1 %増)にあります。今後も電動機の

イ ン バ ー タ 化 等 に よ り 省 エ ネ を 推 進 し 、 2 0 0 5 年度に向けて目標を達成します。

広島、横浜製作所

機械事業分野の伸びにより、消費エネル ギーは微増傾向にありますが、原単位で は 2 0 0 0 年 度 比 1 2 % 減 で あ り 、 既 に 2 0 0 5 年度の目標を達成しています。今 後とも省エネに向けた設備更新等を行い、 消費エネルギーの削減に取り組みます。

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 1990 1995

(TJ)

(年度) 室蘭製作所

2000 2001 2002

広島製作所 横浜製作所

5,061 4,495 4,130 3,992 3,922 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 1990 1995

(TJ)

(年度)

2000

基準値 40.0(G J/ t )

2001 2002 42 40 38 36 34 32

原単位(G J/ t )

熱量 原単位

4,641 4,062 3,681 3,581 3,466 0 100 200 300 400 500 1990 1995

(TJ)

(年度)

2000

基準値 0.72(T J/ 億円)

2001 2002 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0

原単位(T J/ 億円)

熱量 原単位

420 433

449

411

456

3 製作所の熱量合計

鉄鋼業と機械製造業ではエネルギー消費 に大きな違いがあります。当社は両業種 にまたがる事業活動をしていますが、特 に鋳鍛鋼品を多く扱う室蘭製作所が全体 の8 8 %を占めています。

なお、2 0 0 0 年度を基準に2 0 0 2 年度は、

(8)

二酸化炭素排出量

電力および各燃料で定まっている二酸化炭素排出係数をもとに、当社における排

出量を算出しました。消費エネルギーとほぼ比例関係になっていますが、2 0 0 2

年度において当社全体では約2 2 万トンの排出量になっています。

3 製作所の熱量合計

消費エネルギーと同様に室蘭製作所の排 出量が鋳鍛鋼品を多く扱う関係上、全体 の9 2 %を占めています。

な お 、 当 社 全 体 で は 2 0 0 0 年 度 基 準 に 4 %の排出削減となっています。

室蘭製作所

排出量は減少傾向を示していますが、原単

位では2 0 0 0 年度とほぼ同水準(2 %増 )

になっています。

広島、横浜製作所

2 0 0 2 年度の排出量は2 0 0 0 年度に対し 微 増 傾 向 に あ り ま す が 、 原 単 位 で は 1 3 %減になっています。

0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0

1990 1995

(万t -C O2)

(年度) 室蘭製作所

2000 2001 2002

広島製作所 横浜製作所

28.9

25.2

23.1 22.5

22.1

0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0

1990 1995

(万t -C O2)

(年度)

2000 2001 2002 2.5

2.4

2.3

2.2

2.1

2.0

原単位(t -C O2/ t )

排出量 原単位

1.9

27.3

23.5

21.4 20.9

20.4

基準値 2.3(t -C O2/ t )

0 0.5 1.0 1.5 2.0

1990 1995

(万t -C O2)

(年度)

2000

基準値 28.0(t -C O2/ 億円)

2001 2002 40

30

20

10

原単位(t -C O2/ 億円)

排出量 原単位

0

1.7 1.7 1.7

1.6

(9)

廃棄物の排出量

廃棄物排出量の削減については、製作所ごとに特有の廃棄物が出る中で、リデュー

ス、リユース、リサイクルを基本として取り組んでいます。目標は、2 0 0 0 年度の

排出量を基準に2 0 0 5 年度における排出量を原単位ベースで3 0 %減としています。

2 0 0 2 年度実績は、総量ベースで2 4 %減、原単位ベースでは各製作所で1 5 %∼

2 8 %減になっています。

広島製作所

2 0 0 2 年度の排出量は、2 0 0 0 年度に対し総量ベースで3 %減(原単位で1 5 %減)になっています。廃棄物の発生量 は金属屑が全体の5 0 %を占めており、これらは9 7 %がリサイクル材として再利用されます。今後は、木材等の廃棄 物の低減化を図り、排出物の総量削減に努めてまいります。

横浜製作所

2 0 0 2 年度の排出量は、2 0 0 0 年度に対し総量ベースで3 6 %減(原単位で3 1 %減)で目標を達成しています。紙類、 廃プラ、廃油のリサイクル化を推進し、廃棄物全体のリサイクル率は2 5 %から4 8 %に向上しました。今後は木材使 用の低減化を図り、排出物の削減に努めてまいります。

0 2,000 4,000 6,000 8,000

(年度) 排出量(t )

排出量

2002 2000 2001

原単位

0 20 40 60 80 100

原単位(k g / t )

金属屑 スラグ類 鋳物砂 紙、木材 廃プラスチック 廃油 その他

(t )

リサイクル 排出量

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 70,000 60,000 4,980 7,400 5,720 0 1,000 2,000 3,000 4,000

(年度) 排出量(t )

排出量

2002 2000 2001

原単位

4.4 4.8 5.2 5.6 6.0 6.4

原単位(t / 億円)

金属屑 紙、木材 廃プラスチック 廃油 その他

(t )

リサイクル 排出量

0 1,000 2,000 3,000 5,000 4,000 3,201 3,464 3,289 0 100 200 300 400

(年度) 排出量(t )

排出量

2002 2000 2001

原単位

0 1.0 2.0 3.0 4.0 6.0 5.0

原単位(t / 億円)

金属屑 紙、木材 廃プラスチック 廃油

(t )

リサイクル 排出量

0 180 160 140 120 100 80 60 40 20 227 223 353

室蘭製作所

(10)

化学物質の排出・移動

P R T R 法に基づいて各製作所および関連会社は、化学物質の排出・移動量を各自

治体に毎年報告しています。当社では主に製鋼、溶接、メッキ等の製造プロセス

で第一種指定化学物質を使用し、製品として事業所外へ移動するものが5 0 %と

なっています。そのほかにも検査および組み立て作業においてジクロロメタンを

使用していますが、代替材料への変更、作業方法の見直しなどにより、有害物質

の排出削減に取り組んでいます。

政令番号 物質名 排出量(k g ) 移動量(k g )

室蘭製作所

6 8 クロムおよび3 価クロム化合物 4 ,4 0 0

1 4 5 ジクロロメタン 4 0 0

2 3 1 ニッケル 4 ,0 0 0

2 3 2 ニッケル化合物 5 7 1 ,4 0 0

3 4 6 モリブデンおよびその化合物 5 5

広島製作所

4 0 エチルベンゼン 2 ,5 0 0

6 3 キシレン 9 ,1 0 0 1 6 0

2 2 7 トルエン 1 8 ,0 0 0 4 ,9 0 0

1 7 9 ダイオキシン類 4 4 0

横浜製作所

6 3 キシレン 8 8 0 2 0

2 2 7 トルエン 1 ,1 9 0 3 2 0

関連会社

6 8 クロムおよび3 価クロム化合物 2 5 ,9 6 0

6 9 6 価クロム化合物 2

1 4 5 ジクロロメタン 1 1 ,2 3 0

2 3 1 ニッケル 2 2

3 1 1 マンガンおよびその化合物 1 ,0 5 3

合計 4 3 ,3 6 1 4 2 ,3 3 2

有害物質の排出削減

広島製作所では関連会社を含めてジクロロメタンの排 出削減に取り組んでいます。ジクロロメタンはこれま で製品の洗浄に広く用いられていましたが、代替洗浄 剤 に 変 更 、 あ る い は 蒸 気 洗 浄 装 置 の 導 入 等 に よ り 、 2 0 0 0 年度と比較して半減しました。

*室 蘭 製 作 所 で は 鉄 鋼 製 品 の 素 材 生 産 が 中 心 で 、 主 に 成 分 調 整 、 溶 接 に 使 用 し ています。

*広 島 製 作 所 で は 機 械 完 成 品 を 多 く 扱 う 関 係 上 、 主 に 洗 浄 、 塗 装 に 使 用 し て い ま す 。 ダ イ オ キ シ ン 類 に つ い て も 焼 却 炉 を 保 有 し て い る た め 、 報 告 し て い ま

す。(ただし、単位はm g -T E Q )

*横 浜 製 作 所 で は 、 機 械 完 成 品 を 多 く 扱 う 関 係 上 、 洗 浄 、 塗 装 に 使 用 さ れ る 物 質が中心です。

*広 島 製 作 所 内 に は 鋳 造 お よ び 機 械 加 工 関係の関連会社があり、主に成分調整、 洗浄に使用しています。

総合計:8 5 ,6 9 3

2 0 0 2 年度の排出・移動量

0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0

1997 1998 1999

(t)

(年度)

2000 2001 2002

25.8 27.8

20.0 21.5

18.3

11.2

(11)

環境会計

環境会計は当社の環境保全への取り組みを定量的に評価する方法として取り入れ

ました。環境省の環境会計ガイドラインの「環境保全コスト主体型フォーマット

(公表用A -1 表)

」を使用し、2 0 0 2 年度の当社の取り組みを以下にまとめました。

環境保全に関わる費用額は総額9 .6 億円であり、これは当社の売上高の0 .8 3 %

に相当します。

分類 主な取り組み内容 費用額

(1 )事業エリア内コスト

(1 )−1 公害防止コスト ・電気炉、焼却炉の維持・運営 2 2 0

・工場排水の水質測定 ・工場内指定箇所の騒音測定

(1 )−2 地球環境保全コスト ・蒸気洗浄器の購入 1 5

(1 )−3 資源循環コスト ・金属屑、紙類、廃プラのリサイクル 1 1 7

・廃棄物の収集、運搬、処理、処分

(2 )上・下流コスト ・スチール梱包の採用 1 .6

(3 )管理活動コスト ・IS O 1 4 0 0 1 の認証維持、従業員への環境教育 5 0

・工場内緑地の維持管理

(4 )研究開発コスト ・環境対応製品の研究開発とその人件費 5 5 6

・既存製品の環境負荷低減のための改良に伴う開発費

(百万円) 対象期間:2 0 0 2 年4 月1 日∼2 0 0 3 年3 月3 1 日

今後に向けての取り組み

2 0 0 3 年度までは第一次環境中期計画のもとに活動を展開してきましたが、企業の社会的責任はますます高まりつつ あります。これらの社会環境に適応するため、またこれまでの活動の反省点を踏まえ、2 0 0 3 年度は第二次環境中期 計画を策定中であり、以下を重点項目として今後の活動を展開し、循環型社会を形成する一企業として、環境保全活 動の活性化に努めてまいります。

重点項目 活動内容、活動項目

(1 )環境保全活動の活性化 社会、業界の変化に的確に対応するため、従来からの活動に加え、生産活動の全て

のステップで環境を配慮する。 ・廃棄物排出量の削減(継続) ・省エネ・省資源(継続)

・環境ビジネスの育成と環境配慮型製品への改良(継続) ・部品選択から最終塗装、サービスまでを含めた環境活動 ・グリーン調達基準書の作成と調達先の格付け

(2 )法令遵守 法改正事項を確実に伝達し、業界指示事項に的確に対応する。

・法改正事項の社内伝達ルートの基準化

(3 )総合的なマネジメント 生産活動の基盤となる品質、安全、環境のマネジメントシステムを見直すことで、

システムの見直し 管理システムの高度化を図る。

(4 )環境報告書の内容充実 上記(1 )∼(3 )の活動項目を展開し、内容の充実を図る。

(12)

環境ビジネス

有機資源リサイクル

当社は有機性廃棄物の循環利用をコンセプトに、顕在化しつつある焼却・投棄な

どの「処理・処分」による問題を解決する「資源化」を提案します。当社の環境

技術は長年にわたる微生物活用技術を核として展開しています。

日本製鋼所の環境ビジネスは、3 0 年に及ぶ実績を有するコンポストに始

まり、

この 有 機 資 源リサイクル の ほか 、

省エネ

リサイクル 、

新 エネ ル ギ ー、

環境保全などに分野を広げてきました。

以下に当社の環境ビジネスをご紹介します。

バイオガスプラント

バイオガスプラントとは、有機性廃棄物をメタン発酵菌の働きによ り嫌気下で分解し、メタンガスを生産するプラントです。メタンガ スは熱や電気に変換し使用します。分解後の消化液はそのまま液肥 として利用するか、固液分離して固形分はコンポスト化、ろ液は排

水処理を行います。「有機性廃棄物からエネルギーを取り出したあ

と、残渣を肥料として回収する」といった有機性廃棄物を1 0 0 %有 効に利用できるシステムです。大規模処理に適した集中型(処理量 1 0 ∼3 0 0 トン/日程度)と畜糞尿処理に適した個別農家型(処理 量5 トン/日程度)を提供しています。

コンポスト化プラント

コンポスト化プラントとは、有機性廃棄物を好気下で発酵させ、堆肥を生産するプラントで、飼料化(乾燥など)に 比べるとエネルギー消費が格段に少なく、環境負荷低減に寄与する製品です。堆肥は土壌改良材としての土壌粒子の 団粒化効果と、飼料成分による施肥効果が期待でき、病虫害耐性を高め、農薬の量も減らします。

熱・電気 堆肥

液肥 放流

生ごみ

食品廃棄物

し尿・下水汚泥

家畜糞尿

脱臭装置

ガス

排水処理

コンポスト化プラント

バイオガスプラント

湿式粉砕選別装置 液状有機性廃棄物

固形有機性廃棄物

発酵不適物 排水処理へ 施設内使用

電気供給 熱供給

製品コンポスト コンポスト化装置 発電機 ガスホルダー

ガスフレア ろ液

固液分離器 微生物脱臭装置 メタン発酵槽

浄化空気

水分調整材 (有機性乾物)  調整槽

(加水分解槽)

袋詰装置 篩分装置 曝気ブロワ 曝気ブロワ

ブロワ ブロワ ブロワ

養生槽

返送 残渣搬出

清水散水

製品搬出 磁選機

異物除去 装置

2 次発酵処理

微生物脱臭槽 洗浄塔

浄化空気 防臭フード

防臭フード 撹拌機

撹拌機 発酵槽

発酵槽

汚水槽 ポンプ 混合機

原料貯留槽

原料貯留槽

原料貯留槽

原料搬入

1 次発酵処理

肉用牛糞 乳用牛糞

生ごみ 鶏 糞

豚 糞

コンベア移送 シ ョ ベ ル カ ー 移 送 空 気 汚 水 凡例:

(13)

電動射出成形機

電動射出成形機は環境にやさしい成形機です。従来の油圧射出成形機に比較して、

1 )作動油を必要としないために、廃油の処理が不要となり、油漏れによる汚染も起きないなど、直接的な環境汚染 低減効果がある。

2 )電力を1 / 4 ∼1 / 2 しか必要とせず、省エネ効果とともに間接的に地球温暖化や大気汚染を軽減する。 3 )オイルクーラがないために、冷却水が不要であり、水資源を節約できる。

4 )機械からの発熱が少ないために、工場の空調負荷が軽減され、間接的に電力消費が少なくなる。

5 )さらに、特殊設計のスクリュを使用することによって、プラスチック・リサイクル原料を多量に使用することが可

能となり、プラスチック資源の節約と有

効利用に役立つ。

こ の よ う に 、 電 動 機 特 有 の サ ー ボ ド ラ イ ブ 精 密 制 御 か ら 生 ま れ る 精 密 安 定 成 形 性 や 高 サ イ ク ル 成 形 と い う 機 能 上 の 有 利 さ に 加 え て 、 あ ら ゆ る 面 で 環 境 負 荷 低 減 型 の成形機ということができます。

脱臭装置

バイオガスプラント、コンポスト化プラント、鋳造工場、下水処理工場、畜産事業所などの臭気公害を防止するため、 脱臭装置(微生物脱臭、予混合式触媒燃焼脱臭)を提供しています。

微生物脱臭装置は、微生物の代謝反応によって脱臭槽

内に通気された臭気物質を分解するもので、薬品、吸着

剤、燃料等が不要でランニングコストを低減します。

予混合式触媒燃焼脱臭装置は、臭気強度が高い場合に 有効で、狭い立地面積で効果的に脱臭が可能です。廃 熱を利用してコンポスト化プラントの熱源としても利 用できます。

省エネ・リサイクル

当社は既存製品についても省エネ・リサイクルを考慮した製品の改良に取り組ん

でいます。ここで紹介する各種製品は既に多くのお客様にご使用いただき、高い

評価を得ています。

鋼補剛木橋

鋼補剛木橋は鋼材と木材を複合させた新形式の橋梁で す。これまで木橋で課題とされていた耐久性、強度、 コストについて大幅な向上が確認されております。主 要材料には各地域の木材を利用しているため地域産業 振興に大きく貢献でき、さらには木材の特質を利用し た環境への配慮も十分に生かされています。

P P

大気放出 臭気

微生物担体

微生物担体 散水

0 4

3

2 5

1

消費電力(k W )

油圧成形機 電動成形機 ( J8 5 E L III)

3.82

(14)

マグネシウム成形機

マグネシウムは実用金属の中で最も軽く(比重1 .8 )、アルミニウム、鉄に続いて3 番目に豊富な金属元素です。当社

のマグネシウム成形機は、プラスチック射出成形法を応用したもので、他の成形法に比較して、

1 )マグネシウムの合金チップを成形機のシリンダ内で加熱し、大気に触れることなく金型内に射出成形するので、 安全性が向上し、作業環境も改善できる。

2 )他の成形法で離型のために用いられるS F 6※等は

使用せず、地球環境にやさしい。

このように、環境に配慮した成形機といえますが、マ グネシウムの持つ強度、放熱性、電磁波シールド性、 リサイクル性等、多くの特性が部品の軽量・薄型・小 型化など社会のニーズとマッチし、ノートパソコンや 携帯電話の筐体として利用されています。

※ S F 6(6 フッ化硫黄):地球温暖化を防ぐための規制対象となっているガス

廃プラスチック脱塩素処理システム

廃プラスチック脱塩素処理システムは、一般系廃プラスチックからポリ塩化ビニル樹脂含有率最大1 0 0 %の産業系廃 プラスチックまで広範囲にわたる塩素含有廃プラスチックを脱塩素処理し、有効資源として還元します。脱塩素方式 は二軸押出方式を採用しているため、廃プラスチックの種類や性状の変化に容易に対応できます。効率よく安定的に 廃プラスチック中の塩化水素を除去し、公害を発生させない安全なプラスチック固形燃料が製造できるため、廃プラ スチックのリサイクル率を大幅に向上し、環境改善にも貢献します。脱塩素後の廃プラスチック(固形燃料)は、高 炉還元剤、セメント原燃料やボイラー燃料などとして利用できます。

M u C e l l

®

(ミューセル)

成形機

M u C e ll®とは超臨界状態のC O2やN2と樹脂を均一に混ぜ合わせることで、微細な発泡状態のプラスチック製品を作

る技術であり、樹脂粘度の低下、射出圧力の低減、溶融温度および金型温度の低下、均等な発泡核成形など、プラス チック産業の生産性を飛躍的に向上させます。

本技術は発泡過程に従来技術のような化学発泡剤や代 替フロンを使用しないため、オゾン層破壊や地球温暖 化抑止など、環境負荷の低減も実現しています。

また、セル径をより微細にかつ均一に分配できるため、

成 形 材 料 の 強 度 を 大 き く 落 と す こ と な く 成 形 品 を

5 %∼1 5 %軽量化でき、材料費を節減できます。さら

に樹脂粘度の低下により低圧成形が可能となり、省エ ネだけではなく、金型や成形機本体の耐久性向上にも つながります。

(*M u C e ll®はトレクセル社の商標)

排ガス処理 塩酸回収 原料モノマー回収

0 30

20

10 40

重量(g )

M u C e ll® 通常成形

29.0

(15)

スケールキラー

水は効率的な熱交換を行える熱媒体として、冷却設備、空調設備に使用され、ボイ

ラーでは蒸気・温水に利用されています。しかし、水の溶媒としての性質から、水中

に含まれるカルシウムやシリカなどのスケール付着や錆の発生などの諸問題もあり ま す 。 1 9 5 0 年 以 降 、 薬 剤 投 与 に よ る 水 処 理 技 術 が 発 達 し て き ま し た が 、 近 年 は P R T R 法により、薬品の管理や排出量に対する配慮も重要になり、ノンケミカル水 処理への期待が高くなっています。当社は基礎的な実証を繰り返し、原理・現象を 解 明 し な が ら ス ケ ー ル キ ラ ー を 中 核 と し た 実 用 的 な

ローケミカル、ノンケミカル水処理システムを開発し

てきました。現在では薬品を使用しない環境にやさし

い 製 品 と し て 、 工 業 用 水 か ら ボ イ ラ ー 用 ま で 幅 広 く 製品を提供しています。

新エネルギー

当社は次世代につなぐ技術として自然エネルギーおよび新エネルギー関連の研究

を行っています。

自然エネルギー利用では風力発電およびハイブリッドシステム、

新エネルギーでは合金とエンジニアリングサービス能力を核とし水素貯蔵合金利

用システム、燃料電池を展開しています。

風力発電システム

風力発電システムは、自然エネルギーである風力を利用し発電を行います。発電機は G E ウインドエナジーの最新式9 0 0 および1 ,5 0 0 k W の可変速・ピッチ制御の二次励 磁型誘導発電機で、世界最高の発電効率と信頼性を誇ります。タワーは当社にてエン ジニアリング・製造を行い、全体として日本に適したシステムを構築しています。 当社では、風力発電の販売のみでなく、風力発電発展のためのプロジェクト開発に も力を入れています。適地調査、風況の測定など風力発電の初期段階から事業化ま でのコンサルタントおよび開発を行います。また、太陽光、燃料電池、蓄電池など とのハイブリッドシステムの開発も行っています。

水素利用システム

当社は水素貯蔵合金を軸に各種の水素利用システムを 開 発 し て い ま す 。 水 素 貯 蔵 合 金 ( M H : M e t a l H y d ri d e )は自己体積の1 , 0 0 0 倍以上の水素を蓄え ることができます。

その他水素製造設備 その他利用設備

バッファータンク

コンプレッサ

ディスペンサ

蓄ガスタンク 水電解式

水素製造装置

赤線内はJS W の製作可能範囲

高圧水素タンク

燃料電池自動車 (F C E V )

●水素ステーション用周辺機器

周辺機器として、小型水素コンプレッサ、M H 水素貯蔵 タンクなどの機器類を提供しています。

●燃料電池用水素貯蔵システム

自動車用、家庭用、携帯用燃料電池のための水素貯蔵と してM H タンクの供給とシステム化が可能です。

●MH熱利用システム

(16)

社会との共生

各製作所においては、地域社会との共生を図るために関連法規および地方

条例に基づいて、公害に関係する特定設備の届け出、廃棄物の測定、分析

等を定期的に実施しています。

特に環境基本法等に定める大気汚染、

騒音、

水質汚濁等の環境基準については、官庁への測定結果の届け出、立ち会い

検査、自主検査を行うことで、適正な基準にあることを確認しています。

室蘭製作所

創 業 以 来 、 わ が 国 の 重 化 学 工 業 の 発 展 に 素 形 材

分 野 で 寄 与 し て き ま し た 。 大 型 か ら 中 小 型 ま で

の 鋳 鍛 鋼 品 、 鋼 板 等 を 生 産 し て お り 、 そ の 生 産

工 程 で 重 油 、 電 力 等 の エ ネ ル ギ ー 源 を 多 く 必 要

と す る 製 作 所 で す 。 ダ イ オ キ シ ン 類 対 策 特 別 措

置 法 が 2

0

0

0

年 1

月 に 制 定 さ れ ま し た が 、

2 0 0 3 年に当製作所内において簡易焼却炉を依

然 と し て 使 用 し て い た と い う 不 手 際 が あ り 、 現

在では次の処置を行っています。

・簡易焼却炉は直ちに使用禁止処置とした。

・専 門 業 者 に 委 託 し 、 2 0 0 3 年 度 中 に 解 体 処

置を行う。

・今後の可燃物の廃棄は専門業者に委託する。

関 係 地 域 の 方 々 に は 大 変 な 迷 惑 を お か け し ま し

た が 、 早 期 に 解 体 作 業 を 行 い 、 安 全 な 環 境 に 整

備いたします。

広島製作所

「プラスチックテクノロジーとメカトロニクスの

追 求 」 を テ ー マ に 射 出 成 形 機 、 押 出 機 、 ま た 火

砲 な ど の 防 衛 機 器 を 生 産 し て い ま す 。 当 製 作 所

で は 、 紙 類 、 木 材 の 焼 却 設 備 を 保 有 し て い ま す

が、2 0 0 2 年にダイオキシン類対策特別措置法

に 定 め る 改 造 を 実 施 し ま し た 。 そ の 後 、 定 期 的

な監視活動を継続しています。

横浜製作所

L C D

(液晶パネル)

の量産化を可能とするエキシ

マ レ ー ザ ア ニ ー ル 装 置 、 従 来 か ら の 主 力 製 品 で

ある中空成形機を生産しています。当製作所は、

関 東 臨 海 地 域 に 位 置 し て お り 、 公 害 の 発 生 源 と

な る 設 備 は 基 本 的 に 保 有 せ ず 、 廃 棄 物 処 理 は 専

門業者に委託しています。

社会との共生

室蘭製作所

広島製作所

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